お知らせ

令和4年度も残りわずかとなりました。もうすぐ卒所の6年生…卒所のお出かけに出かけたり、学童での思い出がまた一つ増えましたね。


子どもの安心

1. 「つながり」

やだ!と言える人と人とのつながり

2.「環境」

四季に触れ、自然を感じ、五感を育む環境

親の安心

3.「コミュニティ」

子育ての悩みを共有し、共感しながら、共に育ち合う場

1. 「つながり」 やだ!と言える人と人とのつながり

子ども同士、子どもと指導員という「人と人との関わり」の中、子どもたちは、どうにもならない気持ちを自分なりに押さえたり、ぶつけたりしながら、自分の(心の)居場所を見つけていきます。指導員は共に悩みながら、時に声をかけ、話し合い、時には黙って見守ったり、子どもたちの気持ちに寄り添います。そんな、友達にも指導員にも「やだ!」と言える主体的な関係を大切に考えています。

2.「環境」 四季に触れ、自然を感じ、五感を育む環境

七草粥の七草、すべて言えますか?

1月7日に食べる七草がゆ。学童では、学童の外や原っぱなどに自生している「七草」を見つけて、おやつに「七草がゆ」を作り、みんなで食べます。

暖かい季節には、ザリガニつりや魚つりや虫とりといった「自然の中での遊び」。雨が降れば、部屋の中でコマやベーゴマ、晴れたら、缶けりやSケンやドッジボールや鬼ごっこなどの「昔ながらの遊び」。

夢中になった子どもたちの輝く目と笑顔がいつも学童にあります。

3.「コミュニティ」 子育ての悩みを共有し、共感しながら、共に育ち合う場

毎月一回、保護者が集まり、日々の子どもたちの学童での様子を聞いたり、行事について話し合う保護者会。ある学童では、議題が終わった後、誰も帰ることなく、保護者同士が子育てについて話し合ったり、世間話をしたり、しばらく話し声が絶えないそうです。

保護者会や行事は、子育てや仕事に忙しい中でたいへんな一面もありますが、親同士がつながることで、地域で子育てするコミュニティができていきます。

Q&A

Q: 宿題はやらせてもらえるの?

A: 低学年の子どもたちには、学校から帰ってきたときに宿題の声かけをしています。中学年、高学年の場合は、子どもたちの自主性にまかせて見守っています。時間を決めて宿題をしたり、思いっきり遊んだ後にお迎えの時間まで集中して宿題をしたり、「学校から帰ってからすぐ宿題」というよりも、自分たちのやり方で取り組んでいるようです。宿題をやることが苦手な子どもたちには、保護者と相談しながら、子どもの気持ちも考えてそれぞれ対応しています。
時に高学年が低学年の子の勉強を見てあげたり、異年齢の中で自然と子どもたち同士が近づき、宿題を通して仲間意識も育っているようです。

Q: どんな行事があるの?

A: 保育行事は、春・夏・冬休みや、開校記念日など一日保育時のお出かけがあります。今年の夏休みは「映画鑑賞」「横瀬の川遊び」「ニューサンピアプール」などの行事がありました。夏休みの「合同レクレーション大会」では、5学童の子どもたちが集まり、ゲームをしたり、ドッジボールをしたり盛り上がりました。運動会の代休日は、「渋川スカイランドパーク」(鉢形学童)へバス遠足に出かけました。

保護者会行事は、交流会、キャンプ、資源回収、合同バザー、月に一度の保護者会などがあります。

Q: 指導員ってどんな人?

A: 保護者が安心して働くことができ、子どもたちが安心して帰ってこられる学童にしていくために、「学童保育の役割って?」「子どもたちの気持ちをより深く理解するには?」など、5学童の指導員が毎週集まる指導員会議で議論したり、年に8回ほどある研修会へ参加したり、常に学びながら指導員の仕事を考え、子どもたちと関わっています。

保護者の声

学童保育を利用して良かったと思うこと

まず、何よりも私たち親が「安心して働ける」ということです。いつなん時、襲い掛かってくるかわからない災害。東日本大震災の時もそうでした。
長い大きな揺れを感じ、いつもと異なる状況を把握。まず「我が子はどうしているだろうか…」と思うと同時に真っ先に学校へ電話をしました。何度かけてもつながりません。
では、学童保育ならばつながるのではないかと思い、即座に電話をかけましたが、こちらもつながりません。まさか連絡手段がなくなるとは…。
町外で働いている私には、連絡をとることができず、様子のわからない状況に、どっと不安だけがつきまといます。
勤務先でも緊急事態の態勢がとられ、とにかく学童保育へ車を走らせました。すると、どうでしょう…。
無邪気な笑い声が聞こえてきます。
学童保育のあるこの場所では、あまり大きな揺れを感じなかったと話す子ども。普段どおりに楽しく過ごしていました。
仕事とはいえ、大切な子どもの側にいることができず、只々、不安な気持ちでいた私ですが、学童保育を利用していることで、万が一にも子どもが一人になることはなく、どんな時でも、子どもの心に寄り添っていてくださる指導員の方々。子どもが不安な気持ちに陥ることもなく、指導員の方々の対応には、ほんとうに感謝しています。
働く親としては、こんなにも安心でき、頼りになる存在は他にはありません。

桜沢学童保護者

我が子が4月1日より学童でお世話になっています。同じ保育園の子もいなく、まったく1人での入所で大変心配でしたが、親の心配もよそに、どんどん友達ができ、今では、学校での出来事よりも学童での事をよく話してくれる様になりました。また、同じ学年の友達はもちろん他学年との交流の中で新しい遊びや知恵を教わることで子どもの世界が大きく広がったようです。夏休みには楽しい行事(キャンプ・肝試し・映画など)ふだん家庭では味わえない体験もさせてくれます。また、学校から学童へ帰ると指導員さんが「おかえり」と温かく迎えてくれて、子ども達はとても安心している様です。厳しい時もありますが、子ども達の少しの変化にすぐに気付いてくれて教えてくれる指導員さんをとても信頼しています。働く両親にとっては子どもを預けるだけでなく、親同士のつながりも持て、指導員さんにも心配事などのアドバイスをしてもらえるので、親子共々、安心できる場所となっています。

用土学童保護者

我が家は、現在小学生二人が学童へ通っています。また、中2の息子は六年間学童でお世話になりました。
学童保育では、私たち保護者が仕事をしている間、子どもたちの放課後や夏休みなどの長期休みに大人(指導員さん)が寄り添ってくれています。そのお陰で安心して働くことができています。また、子どもだけではなく、私達大人もお迎えの時や、保護者会などで指導員さんや、保護者同士が顔を合わせ、会話を交わすことを楽しみにしています。一緒に喜び、悩んで支えあう場所が学童保育だと思っています。
親にとっても、同じ思いを共有できる出会いの場です。
もし、入所に迷っていたら、ぜひ来てみてください。学校や、家庭とはまた違う、子どもたちに会えると思います。

子どもたちが、学校からただいま!と帰ってきますよ。

寄居学童保護者

その生き物を見たのは、その日がはじめて。「見て、見て!いなごだよ。」と、子どもたちが差し出してくれたけど、「バッタとは違うの?」という感じの私。数日後、佃煮になったいなごは、とてもおいしかったそうです。
あきっぽい我が娘ですが、学童ではいろいろな手芸品に挑戦し、根気よく作っているようです。首が締まってしまいそうなほど細くて長い指編みのマフラー。でも、心はほっかほかです。
さまざまな体験を通して成長していく子どもたち。それを、あたたかく包み込んでくれる指導員さん。そんな学童から、驚き、発見、安心といった素敵なものをもらっていると日々感じています。

桜沢学童保護者

我が家は、妻の仕事の関係で毎日父親である私が末娘のお迎えに行っていますが、迎えに行くと、外で元気に遊んでいたり、時には宿題をしていたり、部屋の中でベーゴマをしていたりと、その日によって様々です。しかし、いつも感じることは「今日も充実した放課後を過ごせたんだな…」です。お迎え時、指導員の方から今日の様子を伝えてくれたり、また一週間に3,4枚出されるおたよりでは、子どもたちの学童での様子が手に取るようにわかり、親としては、安心して働くことができ、子どもたちも安心して過ごすことができているのではないかと思います。
先日のお迎えでは、煎ったドングリを初めていただきました。こんな経験ができるのも、学童保育の生活があってこそだと思っています。
成人した上の子たちも、学童保育で6年間を過ごし、今では自分の生き方を見つけ、夢に向かって一歩ずつ進んでいます。

鉢形学童保護者