埼玉県学童保育指導員基礎講座


本日開催された、「埼玉県学童保育指導員基礎講座」の講師は飯能市指導員の河野伸枝さん。
おたよりに書かれた実践をもとに、指導員の仕事で私たちが大切にしていかなければならないことについてのお話でした。

親の願いで学童保育に来る子どもたち、そんな子どもたちが嫌がらずに学童保育に負担なく帰ってこれて、学童が安心できる毎日の生活の場としてよりどころとなれるような生活を作り出すことが私たち指導員に課せられた課題。
そういった生活を作り出すためには、楽しいことだけでなく、怒りや悲しみなど、心が大きく揺れる子どもたちとしっかりと向き合い、子どもたちの言動の裏にある背景を理解する。子どもたちのつまずきは、他者を理解していく上でのプロセスである。そして、人とのつながりの中で、自分を作り上げていく子どもたち。そのために、指導員は日々の実践を記録し、指導員仲間と伝え合う。
このように一人ひとりの子どもや保護者を大事にする関わりは、全児童の一体化では果たせない、というお話に、自分たちの保育や、大事にしていることをしっかりと語っていかなければ、と感じたのでした。

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